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ポケモン関係のこと書いてます。普段は主にシングルレートをやってます。気まぐれに炎統一やダブルバトルもやります。

【ORASダブル】オーガレック with ライチュウ【JCS2016使用構築】

こんにちはBegoniaです。

GSルールはおろかダブルバトルすら初心者ですが、JCS2016に参加したので備忘録として記事に残しておきます。戦績は15勝9敗(レート1600弱)と悲惨なものになっておりますが、ダブルの楽しさと難しさを知る良い機会になりました。

 

どう考えてもグラードン一強の環境ですが、それゆえに不毛なミラー、同速ゲーも発生しやすく、択ゲー・同速ゲーが嫌いな僕は環境トップのグラゼルネへのメタ構築、カイオーガレックウザの通称オーガレック構築を使用することに決めました。

 

ハロウィンの時期に行われたトリックオアトリートでも使用し、信用のおけるS操作役としてクロバットまでは一応自分で決めたのですが、そこから先は構築ブログをいろいろと漁りながら決めていきました。その中でオーガレッククロバット+サンダーという構築記事を目にし、トップメタ(BIG6やオーガレック)へのメタを張りつつカイオーガの高火力全体技を通して戦うという自分の肌に合った構築であると感じ、それをベースにさせていただきました。

 

グラードンに対して強気に出られるオーガレック、S操作や前歯挑発のサポート役としてのクロバット、耐性が優秀でゼルネアスに打点の持てるクチート、相手のカイオーガやトリパに対して仕事のできるモロバレルまではほぼそのまま採用させてもらったのですが、元構築では最速サンダーを使っていたところ、僕は最速個体を持っておらず、遅いサンダーは仕事ができないまま倒れてしまうことも多かったことから、Sが高く仕事のできそうなライチュウに変更。20数戦試運転してからジャパンカップに臨みました。

 

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【個別紹介】

カイオーガ(World's End)@藍色の玉

ひかえめ あめふらし→始まりの海

ゲンシ前 205(244)-x-137(216)-193(44)-161(4)-110 ※29-x-U-V-V-V

ゲンシ後 205(244)-x-137(216)-226(44)-181(4)-110

潮吹き/冷凍ビーム/根源の波動/守る

構築の要。基本的には後発に置き、場を整えてから潮吹きで一掃する動きが理想。20数戦やって根源の波動を一度たりとも外さなかったMVP。それでも負けたのはひとえに自分自身の構築力の弱さ、立ち回りの甘さに尽きる。

 

レックウザエアロスミス)@命の珠

ようき エアロック→デルタストリーム

メガ前 179-202(252)-110-139-111(4)-161(252) ※28-V-V-1-V-V

メガ後 179-232(252)-120-166-121(4)-183(252)

ガリョウテンセイ/オーバーヒート/神速/守る

カイオーガと異なり、結構雑に切られることも多かった禁止伝説。クチートとの同時選出もざら。メガなしでもA150族の珠神速の縛り性能はなかなかだった。

 

クロバット(Cl-)@ラムの実

おくびょう 精神力

191(244)-x-100-x-102(12)-200(252)

怒りの前歯/追い風/挑発/黒い霧

 信用のおけるS操作役。初手ゼルネアスに対して追い風→黒い霧でジオコンをチャラにする算段だったが、横にスカーフドーブルがいた場合成り立たなかったのでやや反省。一応味方のクチートに入った威嚇を解除できるが、相手のAダウンもリセットされるのでなんとも言えない使用感だった。自身に決定力がないため放置され続けるとやはりしんどかったが、前歯でオーガレックの圏内に入れる動きは頼もしかった。

 

ライチュウ(リンネ)@気合の襷

おくびょう 避雷針

135-99-74(4)-142(252)-100-178(252) ※V-V-27-V-V-V

猫騙し/10万ボルト/ほっぺすりすり/アンコール

 高いSからの妨害。カイオーガに飛んでくる電気技への牽制。安易な守るに対してはアンコで縛って後続に前歯、潮吹き、ガリョウで負担をかける。ゼルネアスに麻痺を入れることで後ろのレックウザでも対処しやすくするなど、何気に重要な仕事を引き受ける。避雷針により、カイオーガミラーでの相手の雷の牽制、威張るのないボルトロスを機能停止に追い込むなど、ピンポイント気味ではあるが出す場面を選べばなんらかの仕事をしてくれた。

 

クチート(おじょう)@クチートナイト

いじっぱり 威嚇→力持ち

メガ前 157(252)-132(116)-106(4)-x-92(132)-71(4)

メガ後 157(252)-154(116)-146(4)-x-132(132)-71(4)

じゃれつく/アイアンヘッド/ふいうち/守る

ゼルネアスイベルタルへの打点と耐性。努力値は参考元そのままの配分を使用させていただいた。ゲンシカイオーガのダブルダメ雨根源の波動耐え、追い風後最速ドーブル抜き、残りA(11n)という振り方。ただ、麻痺ジオコン後のゼルネアスを抜けないので、もっとSに振っても良かった気がする。Dに振っていたおかげでマンダの文字やサンダーの晴れ熱風を耐えたりしたが、仕事できずに落ちることもままあったので、扱いが難しいポケモンだった。一応、クチートが狙い撃ちされたときは横のクロバットが追い風を吹かせていることが多かったので、死に出しカイオーガの潮吹きで制圧した試合もあったので、クチートが落とされたからといって負けに直行することは少なかった。

 

モロバレルカペリート)@バコウの実

なまいき 再生力

221(252)-x-97(52)-105-138(204)-31 ※最遅個体

くさむすび/キノコの胞子/怒りの粉/守る

カイオーガ、対トリパ要員。正直ほとんど選出しなかったし、出したら出したでやたら急所もらっていた。まあ全身急所みたいなものだし(突然の下ネタ)。

 

 【選出・立ち回り】

対グラゼルネに対しては先発クロバクチート+後発オーガレック

対オーガレックに対しては先発ライチュウオーガ+後発バレルレック

が多かったです。対トリパ、対ディアルガへの立ち回りなどはもっとシミュレーションしておくべきだったと反省しています。ダブル初心者が本番の45秒で答えを出すのはかなり難しいので、せめて準備だけでもしっかりしておけばよかったですね。