【SVシングル】ペリフロ雨パ【シーズン4】
こんにちはBegoniaです。
社会人となり8世代はまるでポケモンできてませんでした。
9世代になって、育成が幾分楽になったので(テラスピース集めは苦行ですが)、対戦の敷居が低くなり本格的に復帰しました。
SVシングルでマスターボール級に到達したので記念に残しておきます。
最終順位は5桁なので、あくまでも備忘録です。
【構築の流れ】
①金策ニンフィアの育成が終わってない頃、努力値振りの最中に色違いブイゼルを捕獲したため、色違いフローゼルを軸に構築を組もうと決意。
②今作からウェーブタックルを習得し、雨鉢巻ウェーブタックルの火力指数92880という超絶火力を、特性すいすいにより雨下で上から叩き込めるという点に着目し、天候始動役ペリッパーが確定。
③必中雷の打てて電気の一貫を切れるスナノケガワ、雨により苦手な炎を牽制できるハッサム、キノガッサや相手の水タイプを受けるモロバレルなど、雨パとしてはテンプレの構成にしてハイパーボール級までは上がれたものの、カイリューやセグレイブなど、フローゼルが一撃で突破できないポケモンが環境上位にいたため、決定力不足で負ける試合が増えた。
④ペリフロは通りが良いときのみ選出と割り切り、裏選出を受け思考でなく切り返しを意識して編成。
【個別紹介】
ペリッパー@脱出ボタン
性格:のんき
特性:あめふらし
テラスタイプ:水
能力値:167(252)-x-167(252)-115-91(4)-63 ※最遅
冷水/暴風/とんぼ返り/羽休め
フローゼルと1セットで選出する雨始動+クッション要員。場に出て雨を展開するだけで仕事が終わるため、バンギやカバの下から雨を始動する可能性を高めるため最遅個体を採用。放置されても下からとんぼ返りでフローゼルにつなぐことができる。古代活性の登場によりコータスとの天候取り合いの機会が増えた。サーフゴーの登場によりカバルドンとの天候取り合いの機会が減った。ユキノオーは出会わなかった。
フローゼル@拘り鉢巻
性格:いじっぱり
特性:すいすい
テラスタイプ:水
能力値:167(52)-172(252)-76(4)-x-71(4)-160(196)
ウェーブタックル/滝登り/アイススピナー/アクアジェット
H:余り
A:極振り
S:すいすい発動時にスカーフ最速ドラパルト抜き
半端な耐久なら半減でもぶち抜く超火力を手に入れた。ウェーブタックルの反動でHPがゴリゴリ削れるので、Sをほとんどの相手を抜けるラインまで振り、残りをHに回した。ほとんどウェーブタックル、たまにアクジェを撃ち、残りはほとんど使わなかった。
サザンドラ@気合のタスキ
性格:臆病
特性:ふゆう
テラスタイプ:フェアリー
能力値:167-x-110-177(252)-111(4)-165(252)
悪の波動/挑発/電磁波/ステルスロック
ステロで後発のフローゼルやハバタクカミなどスイーパーの決定力を補助する役割を持たせるため採用。それなりの素早さを持ち、挑発で相手の展開を阻害できて、いざとなればサイクル参加も可能なポケモンがサザンドラだった。最悪まひるみ戦法で無理やり突破できる可能性を残せる。
サーフゴー@拘りスカーフ
性格:臆病
特性:おうごんのからだ
テラスタイプ:飛行
能力値:163(4)-x-115-185(252)-111-149(252)
ゴールドラッシュ/シャドーボール/気合玉/トリック
なんの変哲もないスカーフサーフゴー。優秀な耐性のおかげで繰り出しやすかったが、火力はもうひとつといった感触だった。多分使い方が良くない。
マリルリ@オボンの実
性格:いじっぱり
特性:ちからもち
テラスタイプ:水
能力値:176(4)-112(252)-132(252)-x-100-70
カイリュー、セグレイブ、イルカマンあたりと撃ち合える枠として採用。主に物理を相手取るため昔懐かしいABマリルリとした。結果として、腹太鼓を積む隙があまりないのと、カイリュー相手にはこれでもあまり有利とは言えず、思うように活躍させてあげられなかった。
ハバタクカミ@ブーストエナジー
性格:おくびょう
特性:こだいかっせい
テラスタイプ:炎
能力値:131(4)-x-75-187(252)-155-205(252)
これまたなんの変哲もない環境トップメタ。タスキでも良かった。
【選出・立ち回り】
①雨の通りが良いとき
初手サザンでステロ撒き+相手の展開阻害をし、タイミングを見てペリッパーで雨を起動しフローゼルで全抜きを狙う。
②雨の通りが悪いとき
縦のタイプ相性の良いサザンドラ+サーフゴーで削り、マリルリorハバタクカミでスイープするのが理想。
【感想】
雨下のフローゼルの制圧力はもちろんですが、ステロ挑発サザンが思っていた以上に使いやすかったです。
環境上位にカイリュー、セグレイブ、ヘイラッシャ、アーマーガアなどフローゼルが一撃で落とせないポケモンが多く、返しの一撃や先制技でフローゼルが簡単に落ちてしまい、且つフローゼルが落とされると途端に選出がパワーダウンしてしまうため、なかなか勝ち切るのが難しい(選出段階で負け濃厚となる)試合が多かった印象です。フローゼル自体がわりと色々な方法で対処可能なため、天候パ特有の選出誘導という強みも今ひとつ発揮できなかった(具体的には、モロバレルやキノガッサが選出されないなど)のも反省点です。ペリッパーがもう少し攻撃参加できればと思いますが、いかんせん簡単に受け切られてしまうのが厳しかったです。イメージとしてペリッパー(0体分)+フローゼル(2-3体分)で合わせて2.5体分くらいのパワーなので、もう少しパワーがほしいですね。そういう意味では剣盾のキョダイリザードンの方が使いやすかったです。
シーズン5はよりギミックに寄ったパーティを使いたいと考えているのですが、今作はなかなかバトンパは難しそうですね……。
それではまたいつか。