【はじめに】
こんにちはBegoniaです。
SVは過去作準伝が解禁されたあたりで引退してしまったので、およそ2年振りに対戦に復帰しました。育成の手間が遥かに楽になり、ゲーム起動から対戦までの時間短縮もされたチャンピオンズは、対戦の敷居が下がったこともあり初動はかなり盛り上がっていますね。およそ10年ぶりのメガシンカ環境ということもあり、XY/ORAS時代に対戦にのめり込んでいった私としては、懐かしさと新鮮さが混じり合った感慨にも似た感情を持って対戦に臨みました。
【構築経緯】
さて、久方ぶりに対戦に復帰するにあたり、モンスターボール級・スーパーボール級を駆け抜けるためには、勝ち筋がわかりやすい積み構築を使おうと考えました。積みリレーもありだったのですが、せっかくメガシンカが解禁されたので、過去に興味を持ちつつも実践には至らなかったメガフーディン+マリルリを1つ目の軸としました。ここは環境がどうというよりも完全に自分がやってみたかった要素です。
続いて、腹太鼓マリルリで厳しい相手、フシギバナ、メガニウム、アシレーヌなどに対抗できるポケモンとして当初はメガリザードンYを考えましたが、ステロやサイクル環境と今ひとつ噛み合いが悪く、メガゲンガーに変更。①メガフーディン+マリルリ、②メガゲンガーいずれの軸においてもエースの補助が可能なステルスロックは必要と考え、ステロ要員としてガブリアス、メガゲンガーと弱点を補完し合えて欠伸ループを作り出せるブラッキー、初手のカバルドンやアシレーヌへの対抗手段としてジャローダを加え、パーティが完成しました。


【個別紹介】
フーディン@フーディナイト
特性:マジックガード→トレース
性格:おくびょう
能力値:メガ前143(13)-63-93(28)-155-115-181(25)
メガ後143(13)-63-113(28)-195-125-214(25)
調整:H16n-1、S最速ドラパルト抜き、残りB
技:サイコキネシス/アンコール/かなしばり/まもる
起点作りが仕事のため、悪タイプ相手にも選出可能なフーディン。悪技をアンコールして倒されれば、裏のマリルリが腹太鼓を積むことができる。
マリルリ@オボンのみ
特性:ちからもち
性格:いじっぱり
能力値:176(1)-112(32)-100-72-101(1)-102(32)
調整:H4n、ASぶっぱ
技:アクアブレイク/じゃれつく/アクアジェット/はらだいこ
他2匹でお膳立てをして安全に腹太鼓を積むことが前提のため、H振りのメリットが薄いと感じ、Sを甘えたアシレーヌやアーマーガアの上を取ってアクアブレイクを叩き込めるようAS振りとした。以下にその経緯を示す。
腹太鼓マリルリの苦手なポケモンは
①マリルリと同速以上で腹太鼓アクジェを耐えるポケモン(S種族値順)
ドラパルト、(メガ)ゲッコウガ、マスカーニャ、(メガ)スターミー、エルフーン、ジャローダ、メガサメハダー、H振りメガガルーラ、(メガ)カイリュー、サザンドラ、ミミッキュ、水ロトム、ブリジュラス、(メガ)ギャラドス、(メガ)フシギバナ、(メガ)メガニウム、ヌメルゴン、イダイトウ、メガハッサム、メガヘラクロス、ニョロトノ、エアームド、アーマーガア、ブラッキー、ペリッパー、メガチリーン、ブリガロン、ユキノオー、ギルガルド、ニンフィア、ヒスイヌメルゴン、アシレーヌ、ドドゲザン
②マリルリより遅いが水・フェアリー技を半減以下に抑えるポケモン
ドヒドイデ
これらのうち、(腹太鼓→オボン発動でHP 75%の)マリルリが打ち合えるポケモンを赤で表示し、マリルリの方が早ければアクアブレイクorじゃれつくで倒せるポケモンを青で表示した。ギャラドス(パワーウィップ持ちが一定数いる)、イダイトウ(スカーフ持ちが多く、マリルリが抜ける可能性が低い)、ギルガルド(キンシ択が圧倒的に不利)はこれらの基準から除外した。
ここから、Sに振って中速高耐久を抜くことができれば制圧範囲が圧倒的に広がると考え、普通のHAマリルリから意地ASマリルリへの変更を決断した。前述の通り、安全に腹太鼓を詰める状況をつくることが前提の構築のため、Hを削ることによるデメリットは比較的少ないと考えた。
ガブリアス@きあいのタスキ
特性:さめはだ
性格:ようき
能力値:183-182(32)-117(2)-100-105-169(32)
技:じしん/ほのおのキバ/がんせきふうじ/ステルスロック
本構築の過労死枠。ステロを撒くことで仕事の9割が終わる。対カイリューを意識してのスケイルショットも考慮されるが、対面ハッサムに積まれることを嫌いほのおのキバを採用。
ブラッキー@たべのこし
特性:シンクロ
性格:ずぶとい
能力値:201(31)-76-178(32)-80-150-88(3)
技:イカサマ/ちょうはつ/あくび/ねがいごと
いろいろと誤魔化すための枠。数値受けしつつステロ欠伸ループで相手のHPを徐々に削るのが仕事。現環境のギルガルドには概ね勝てる(こちらブラッキー引き→ガルド剣舞→ブラッキー挑発→ガルド聖剣→ブラッキーイカサマ)。今後いのちのたまが解禁されて珠剣舞ガルドが出現したら分からない。悪とゴーストの組み合わせ全般に言えることだが、ゲンガーとの縦の相性が良く、ブラッキーの弱点はゲンガーが半減以下で受けられて、ゲンガーの弱点は地面以外はブラッキーが半減以下で受けられる。そのため、純粋な欠伸ループに持ち込み、ゲンガーを死に出しする場合と、ブラッキーゲンガーで擬似的なサイクルに持ち込み有利対面をつくる場合とで戦術の幅が生まれる。
ゲンガー@ゲンガナイト
特性:のろわれボディ→かげふみ
性格:おくびょう
能力値:メガ前141(6)-76-81(1)-175(25)-97(2)-178(32)
メガ後141(6)-76-101(1)-215(25)-117(2)-200(32)
調整:HD身代わりが無振りドヒドイデの熱湯耐え
技:たたりめ/ヘドロばくだん/さいみんじゅつ/みがわり
先に示したマリルリが苦手とするポケモンのうち、マスカーニャ、スターミー、フシギバナ、ドヒドイデなどを相手できるポケモンとしてメガゲンガーに着目。フーディンとは性能がまるで異なるため、同時選出されることがない。ステロ欠伸で削れた相手を一掃するのが仕事で、圧倒的不利に陥っても60%の確率で盤面をひっくり返せる催眠術を採用。催眠術を2回打って少なくとも1回当たる確率は84%なので、身代わりを駆使して試行回数を増やせれば可能性が広がる。バンギラスやブリジュラスを持っていけるきあいだま採用も検討されるが、今回はフシギバナやドヒドイデを無傷で突破できる可能性のある催眠術に分があると考えた。
ジャローダ@ラムのみ
特性:あまのじゃく
性格:おくびょう
能力値:181(31)-85-115-98(3)-115-181(32)
技:リーフストーム/やどりぎのタネ/ちょうはつ/みがわり
初手のカバや水タイプを牽制するためのポケモン。選出率は高くないが、麻痺撒きによるゲンガーのサポートも可能であったりと、出せば何かしらの仕事をしてくれる。リフストも宿り木も命中90のため、ここぞというときに外す。
【選出】
①ガブリアス+フーディン+マリルリ
本構築で一番やりたいこと。ガブリアスでステロを撒き、フーディンで相手の行動を縛り、マリルリで腹太鼓を積んでアクジェで全抜きする、というのが理想。
現実はそう上手くいくことの方が少ないが、最高に6世代を感じた。
②ガブリアス+ブラッキー+ゲンガー
マリルリで全抜きが厳しいときの裏選出。ガブリアスでステロを撒き、ブラッキーで欠伸ループに持ち込み、ゲンガーでスイープする。
素催眠メガゲンガーは7世代を感じた。
③ジャローダ+ブラッキー+ゲンガー
初手カバルドンが予想される場合にはジャローダを先発させる。カバが出てこなくてもへびにらみで麻痺を入れてゲンガーのたたりめの補助を行う。
【戦績】
結果、23勝3敗でマスターボール級にレート1812で到達。
その後勝率5分で勝ちきれず、最終5桁。
【最後に】
対戦復帰初シーズンとしては、自分の中ではまずまずというか、マスボ級に上がることができてまずは一安心でした。今後も精進していきます。