【SVシングル】マスカーニャ始動毒菱パ【シーズン5】
こんにちはBegoniaです。
対戦復帰のきっかけをくれた色違いフローゼル君にはボックスへ勇退いただき、新たな構築を考えておりました。
個人的に一番手に馴染んだのは7世代のイーブイバトンだったので、バトンパから考えたのですが、一部の補助技を無効化してしまうダイマックスがなくなった今、あらゆる方面から挑発やアンコールが飛んでくる(しかもカイリューやテツノツツミなどかなりのSで打ってくる)ため、試運転段階から今ひとつ安定せず、フワライドの小さくなるに頼らないといけないくらいには行き詰まっておりました。
そこで、逆にZワザやダイマックスがなくなった今、守るを貫通する手段がかなり限定されたことに着目し、毒菱+まもみが戦術に注目。実際に結果を残した方もおられるようで、参考にしながら構築を開始しました。
構築開始時はドヒドイデ始動で考えていたのですが、シーズン5から解禁されるディンルーやチオンジェンに遅れを取ることを懸念し、挑発で起点回避できるマスカーニャを始動役に変更しました。
続いて、毒菱といえばみがまもということで、まず加速クエスパトラを考えたものの、こちらも準伝説がすべて悪タイプでアシパ無効と相性最悪だったため、純粋に高いSを誇り、見せ合い時点で型が読まれにくいドラパルトへ変更。状態異常と相性の良い鬼火祟り目型とすることで毒菱無効なアーマーガアにも強く出られるように。
ここまでで苦手なサーフゴーやキョジオーンに不利を取りにくいドドゲザンを補完に。
この3体を中心に構築を開始しました。
その他3体がシーズン終了まで安定せず、結局マスボ級で20戦13勝7敗と煮詰める前にシーズンが終わってしまった感じでした。叩き台として記録には残しておきます。
【個別紹介】
特性:しんりょく
性格:ようき
テラスタイプ:草
能力値:151-162(252)-91(4)-x-90-192(252)
トリックフラワー/不意打ち/挑発/毒菱
毒菱始動役。初手キノガッサ対面だと安定したが、初手パオジアンやイーユイと対面すると毒菱を1回撒いて退場などということもザラでパワー不足が響いた印象。
ドラパルト@たべのこし
特性:すりぬけ
性格:おくびょう
テラスタイプ:鋼
能力値:193(236)-x-95-123(20)-95-213(252)
祟り目/鬼火/身代わり/守る
詰め性能はなかなかのものがあったが、マスカーニャとセットでないと活躍しづらかった。カイリューやハバタクカミのノーマルテラスがそこそこいるおかげで攻撃手段がなくなることがままあった。
ドドゲザン@おんみつマント
特性:そうだいしょう
性格:いじっぱり
テラスタイプ:飛行
能力値:205(236)-205(252)-140-x-105-73(20)
ドゲザン/アイアンヘッド/不意打ち/剣の舞
サーフゴーに弱くなく、キョジオーンを起点にできるポケモン。毒菱を踏んだ相手になら、不意打ちをすかされても毒ダメージが入るので読み合いの要素をある程度軽減できる。一方で、環境に悪タイプが多く、不意打ちが対して入らないこともしばしば。
特性:マルチスケイル
性格:いじっぱり
テラスタイプ:ノーマル
能力値:185(148)-204(252)-115-x-120-114(108)
神速/地震/龍の舞/羽休め
S:1舞後最速ガブ抜き抜き
特に言うこともないノーマルテラスカイリュー。無難に強かったが、パオジアンにゴーストテラスで神速をすかされて負けたり、鋼テラスミトムに鬼火→イカサマされて負けたりと、多方面から対策されて動きづらくもあった。あと持ち物は普通にラムの実とかで良かった。
ハバタクカミ@ブーストエナジー
特性:こだいかっせい
性格:おくびょう
テラスタイプ:ノーマル
能力値:147(132)-x-107(252)-168(100)-156(4)-173(20)
HBに厚く振った調整を拝借。そもそも初手で一匹失うこのパーティでは数的有利を取ってからの滅びの歌という立ち回りは不可能であった。
ミミッキュ@カムラの実
特性:ばけのかわ
性格:ようき
テラスタイプ:ゴースト
能力値:131(4)-142(252)-100-x-125-162(252)
ゴーストダイブ/身代わり/痛み分け/呪い
構築に足りないものを色々とごまかすメンヘラミミッキュ。毒菱が撒けないときの耐久ポケモンの削りなどを担当する。サーフゴーに手も足も出ない。
【立ち回り・使用感】
基本選出①:マスカーニャ+ドラパルト+ドドゲザン
毒菱を撒く→ドラパルトで定数ダメージを稼ぐ→ドドゲザンでスイープというのがパーティのコンセプト。ハマるときはドラパルトがまもみがしてるだけで降参されることもあった。
ミミッキュで削り→ハバタクカミで起点作成→カイリューで全抜きというのがパーティの第2のコンセプト。こちらは組み立てが悪くあまり決まらなかった。
【総括】
たいていのギミックに言えることかもしれませんが、毒菱のみに頼った構築では環境的に厳しかったです。トップメタに毒菱または状態異常無効が多く(カイリュー、サーフゴー、ロトム、キョジオーン、テツノドクガなど)、それらへのケアが詰められていないためすぐに勝てなくなりました。
環境のSラインも高く、マスカーニャでも毒菱を撒くだけで倒されることもしばしばあり、毒菱を使うならサイクルの中で撒く方が良さそうでした。テツノドクガなどが自然にパーティに入れやすいでしょうか(チオンドクガサイクルも結果を出してました)。
来シーズンはリアルが試験前なのでどこまで対戦できるかわかりませんが、反省を活かしながら構築していきたいと思います。