【ORAS診断トリプル】月とスッポントリパ【使用構築】
こんにちはBegoniaです。
身内での診断トリプルの大会に参加したので、記念に記事を残しておきます。
引き直し1回までの決まりで引いたパーティがこちら。
メガ枠:ギャラドス
S操作枠:ルナトーン
威嚇枠:ケンタロス
その他:ピッピ
ですね。見ての通り威嚇3枚+フレンドガードで防御面はかなり信頼でき、ワイガ枠のアバゴーラは火力役として機能でき、全体技の岩雪崩をタイプ一致で撃てることもあり、ギャラアバゴーラの2大エースを回りで徹底的に補助する構想を立てました。というわけで引き直しもせず。
月のルナトーンがトリルを張ってスッポンのアバゴーラで相手を倒す。まさに月とスッポン構築ですね(意味不明)。
【個別紹介】
いじっぱり 威嚇→型破り
メガ前 171(4)-194(252)-99-x-120-133(252)
メガ後 171(4)-227(252)-129-x-150-133(252)
滝登り/噛み砕く/竜の舞/守る
パーティコンセプトがトリパになったせいでろくな活躍が見込めなかった悲しきメガ枠。一応トリルが切れたころに竜舞を積んで相手を倒していけたらいいかな程度。 ナットレイはこいつでしか倒せない。
アバゴーラ@弱点保険
ゆうかん ハードロック
181(252)-176(252)-153-x-86(4)-33 ※最遅個体
滝登り/岩雪崩/アクアジェット/守る
スッポン。「スッポンではなくカメなのでは?」というマジレスには耳を貸さない。威嚇、壁、フレガ、ハードロックで耐久を上げつつ弱点保険で火力も上げ、範囲技の岩雪崩で相手を削っていくのが理想の流れ。実際はこちらも威嚇をもらいまくって思ったように火力を出せなかった。
カポエラー@脱出ボタン
いじっぱり 威嚇
157(252)-127(4)-132(132)-x-145(116)-91(4)
威嚇、猫、ファスガ、ワイガ、フェイントといったトリプルで欲しい要素をふんだんに持っているポケモン。そういえばいつの間にトリプルの使用率ランキング1位の座から落ちていたのだろうか。初手で猫を打ち、トリルのサポートをするというよくある感じの役割。脱出ボタンで裏からアバゴーラを出す動きが多かった。遅い猫だましは相手の猫要員に弱いことを身をもって知らせてくれた。
ルナトーン@オボンの実
れいせい 浮遊
175(236)-x-88(20)-161(252)-105-67 ※最遅個体
月。サンムーン的要素を先取りしている気がしてくる。本番は「ルナアーラ」というニックネームをつけたがほとんど気づいてもらえなかった。耐久がないのにサポートの重荷を背負わされることとなったポケモン。トリックルームを張れずに落とされた試合はなすすべもなく負けた。参加者の診断結果に格闘タイプが多かったため打点としてサイコショックを入れ、C特化させた。トリルを張ることに重点を置くなら耐久振りした方が良かったと思う。
ケンタロス@気合の襷
なまいき 威嚇
12-7-7-6-6-6 ※レベル1
がむしゃら/守る/地震/威張る
トリプル名物のひとつ、低レベルがむしゃら。本来は力ずく特殊アタッカーとしての役割を持たせようと思ったのだが、あまりの火力のなさに失望し、威嚇を撒けるレベル1がむしゃら要員となってしまった。ポケモンはレベルが高い方が強いのだが、ケンタロスクラスになるとレベル1でも50でもあまり強さが変わらない気がした。悲しい。
ピッピ@進化の輝石
なまいき フレンドガード
175(236)-x-82(108)-80-116(164)-36 ※最遅個体
味方の耐久を上げつつ相手の攻撃を引きつけ、味方を回復し、相手のワイガなどを横取りしておきながら、自身も威嚇と輝石のサポートを受けながらめっちゃ硬いというとんでもポケモン。対戦相手から「想像してたのよりも4倍硬かった」と言わしめた。マジカルシャインの枠は守るがテンプレのような気がするが、パーティ内に打点が少ないことと、がむしゃらで削った相手くらいならマジシャで落とせることもあるかと思い採用した。
瞑想を積んでくるメガタブンネを牽制しようと横取りを押したら、ルナトーンがアンコールを受けてしまい、ルナトーンの光の壁を横取りして失敗する(壁は前ターンで張り終わっていた)という珍プレーをかましてくれた。
【選出・立ち回り】
全試合で
の選出をしました。初手でトリルを張り、ケンタロスのがむしゃらで一気に削りつつ脱出カポの位置にアバゴーラを出し、雪崩で崩していきます。この動きができないとかなり辛い立ち回りをさせられることになります。特に、トリパの宿命ですが、トリルを張れなかったときが尋常じゃなく辛かったです。雪崩怯み+蜻蛉急所でルナトーンが何もできずに落とされた試合は降参しました。
アバゴが以上に威嚇をもらいますが、弱点を突かれない限りはかなり場持ちしますし、弱点を突かれたら突かれたで火力アップしておいしいです。ケンタロスで地震して無理やり発動させる動きも一回だけやりました。まあケンタロスが生き残っている間はがむしゃらした方が強いのですが。
【感想】
10人で総当たりを行い、僕は7勝2敗で勝率としては同率1位になることができました。まあクセはありますがなかなかスペックの高いパーティを引き当てることができたというのが主な勝因なのかなとは思います。エネコロロ入りとか僕には使いこなせないです。
ケンタロスをレベル1にしたのは正解だったと思います。ただ、レベル1ケンタロスを集中して倒しに来る相手と放置してくる相手の両方がいて守るタイミングが相当難しかったです。一応ケンタロス集中をされるターンは真ん中のアバゴーラがフリーで動ける場合が多いのでプラマイで言うとプラスだったんじゃないでしょうか。
とにかく威嚇+壁+フレガによる耐久上昇が尋常じゃないくらいに強く、体力5だけ残ったアバゴに対して威嚇2回入ったエビワラーがフェイント撃ってきたら2しか減らなかったみたいなよくわからないシーンを見ることができました。なおその試合は負けました。
わちゃわちゃしてて楽しかったですが、診断トリプルはどうしても威嚇、飛行orエスパー、猫ワイガ持ちが多い格闘、という具合に面子が似たり寄ったりになりがちなので、もしも次があるのなら特殊攻撃主体のパーティを組めたらいいなと思いました。
余談ですが、トリプルに慣れるためにレートで練習してた雨クチート、いわゆるイユ雨がすごく強くてびっくりしてました。トリプルでは準伝なしでこんなに柔軟に勝ち筋を変えていけるパーティが作れるのか、と感心しきりでした。