【クリスマス・トライ】トリルメガバクーダ軸【使用構築】
こんにちはBegoniaです。
公式のインターネット大会「クリスマス・トライ」に参加したので、記念として記事に残しておこうと思います。最終レートは1609(13勝5敗)、最高レート1645なので誰の参考にもならないとは思いますが、あくまでも自分のための記念ということでひとつ。
レギュレーションが「図鑑に赤・緑・白色として登録されているポケモンのみ参加可能なトリプルバトル」ということで、まずはトリプルの基礎を学ぶところからスタートしました。トリプルレートとかやったことなかったもので。
初トリプルでスタンパを使うと1ターンの間に考えがまとまらず立ち回りがめちゃくちゃになりそうな気がしたので、できるだけ立ち回りが分かりやすい構築を組みたいと思いました。その結果、トリルを張って高火力全体技をバンバン通していくというシンプルかつ強力なトリルメガバクーダ軸を使おうと決めました。国際孵化で生まれた冷静バクーダの色違いを使ってやりたかったというのもあります。赤くないけど。
あとはトリプルレートのトリルメガバクーダ軸のブログを色々と参考にさせていただいて、使用可能な駒を当てはめながらあれこれとピースをはめてできたパーティがこちら。
トリル始動役にブルンゲル、トリルサポートにドーブル、高火力全体技を持つバクーダ、ユキノオー、トリル下での補助役にモロバレル、最後になんやかんやの役割を持たせたエルレイドを加えて完成。
【個別紹介】
ハードロック→ちからづく れいせい
177(252)-x-91(4)-172(252)-95-42
噴火/熱風/大地の力/守る
本構築の原点でありエース。トリル下で死に出しから噴火したくて採用。体力が削れても力づく熱風という強力な全体技に切り替えられるため、使い勝手は上々だった。
国際孵化で生まれた冷静5V個体だが、Sの個体値が最遅でないため非トリル状態で相手のブルンゲルに先手を取られトリル下で相手のメガバクーダに先手を取られるというトリパミラーにおける最大のお荷物だった。でも色違いカッコいいから許す。
NNはブラック+ラクダから
さいせいりょく のんき
221(252)-x-134(252)-105-101(4)-31 ※最遅
エナジーボール/キノコの胞子/怒りの粉/守る
トリル下で胞子を振りまくキノコ。ダブル用に育てた個体を流用。
裏への負担を嫌って再生力を生かす場面がほとんどなかったし守るもほとんど使わなかったので光合成かヘド爆でも良かったのかもしれない。
NNは昔いた「コノヤロー!」と叫びながらマイク投げる女芸人から。キノコとマイクって形似てないですか?
ブルンゲル(NNジェリボーイ)@ラムの実
のろわれボディ れいせい
203(220)-x-102(92)-143(196)-125-58 ※最遅
恐らく今大会最強だったトリックルーマー。肝っ玉猫騙しのない環境だったのでしっかり立ち回ればほぼ確実にトリックルームを張れる。主に相手のドーブルのダクホを警戒してラムを持たせた。
後述のドーブルのサポートの下でトリルを張り、体力に余裕があれば積極的に潮吹きで相手に負担をかけていく動きが単純かつ強力だった。逆にこの子がトリルを張れなければ一気に負けが見えるので、間違いなくこの構築の核だった。
NNはプルプルのジェリーなのとアニポケでロケット団がサトシを呼ぶときのジャリボーイを掛け合わせた感じ。正直適当。
マイペース ようき
131(4)-x-87(252)-x-65-139(252)
中央から猫騙しorダークホールでブルンゲルのトリルをサポートする役。ヘイトの集め方はやはり随一で、1ターン目に上手に落としてもらえれば、後ろからバクーダorユキノオーが出てトリルターンをフルに使って全体技を通していくという展開が理想。
NNはもともと画家の「シャガール」とつけようと思っていたのに寝ぼけてたのか「シャノワール(黒猫)」とつけたままバトルボックスをロックしてしまった。でもダクホ撃つし猫騙しもするし結果的にこれでよかったのではとも思っている。
ゆきふらし れいせい
197(252)-x-96(4)-158(252)-105-58 ※最遅
吹雪/エナジーボール/氷の礫/守る
高火力全体技持ちで、かつ相手の天候パへのメタとして採用。霰状態にすること自体のメリットは必中吹雪くらいしかなくパーティ単位での恩恵は薄いが、それよりも雨晴れ砂という相手へのメリットの大きい天候を打ち消すことに大きな意味があると感じたため入ってきた駒。バクーダ・ブルンゲルが有利を取れない水ロトムに強めだったのも大きい。
どう考えても火力が足りないので珠を持たせてみた。これでやっとメガノオーと同程度の火力。珠ダメで実質耐久が下がることも考えると普通はメガノオーにしない理由がないが、今回はメガバクーダをエースにしたかったのでやむを得なかった。ダブルダメのメガサナのハイボを急所込みでも耐えてたので、耐久のなさに困る場面は意外と少なかった。
NNは適当。アイスバーンは凍結した路面のこと。冬場の運転は気を付けましょう。
ふくつのこころ ようき
143-177(252)-86(4)-x-135-145(252)
本構築の迷走枠。参考にさせていただいたブログの中に、カポエラー・ドーブル・ブルンゲルの並びからトリルを張っていく構築があり、それに似た動きがしたいと考えたのだが、やはりカポエラーの仕事(威嚇、猫騙し、ワイガ、ファスガ、フェイント)はカポエラーにしかできないわけで、欲しい要素を取捨選択した結果、ワイドガードとフェイントが欲しいと判断。この2つを両立できるのがレギュレーションの関係上エルレイド(とドーブル)しかいなかったため採用に至った。
トリパミラーで初手から潮吹きしてくるブルンゲルを止めたりできたので、ワイガの採用は間違ってはいなかったと思うが、経験の浅さからアローに横取りされたりと使いこなすまでには至らなかったのが反省点。それでも、大会序盤の初心者同士の対戦ではワイガやフェイントが綺麗に決まった試合もあり、トリプルの楽しさを教えてくれたポケモンだった。
見ての通り、相手のアローが尋常でないくらいに刺さっているので、せめて対面から潰せる可能性を求めて岩雪崩を搭載し、襷を持たせた。結果的にアローやリザYを処理することが何回かあったので無駄ではなかったが、本当はファストガードか手助けを採用したかった。
NNのraidは奇襲という意味の英単語。アローリザを倒す瞬間は名に恥じない奇襲っぷりだったと思う。フェイントもするし。
【立ち回り】
前述の通りトリプル初心者なので、できるだけ分かりやすい戦い方をしたかったため、初手は決まってエルレイド・ドーブル・ブルンゲルの順で出し、全体技が来そうならワイガしつつ、トリルを邪魔しそうな方へドーブルで猫騙し、ブルンゲルは思考停止でトリルを張る。多くの場合ヘイトを集めたドーブルが落とされるので、裏からバクーダorユキノオーを繰り出し、トリル4ターンを使って噴火潮吹き吹雪を連発していった。ワイガ持ってそうな相手にはフェイント+全体技で無理やり通していった。
相手にファイアローがいると誰か一匹は持っていかれる可能性があるが、ファイアローは1ターンに最大1匹しか倒せないので、返しの潮吹きや胞子など何か1つアローに技を当てれば被害を最小限に食い止めることができたように思う。もちろん低レート帯での話であって、もっと試合を進めていけばボロ負けするような構築だったとは自負している。
【感想】
途中までは12勝2敗とトリプル初心者っぽくない成績で気分よく進めていたのですが、その後3連敗して構築やプレイングの甘さを痛感したので、そこから1勝挙げた時点で離脱しました。トリル+高火力全体技は扱いやすく、それでいてとても強かったので楽しかったです。